例年、帰国生対象入試などで別枠を設けて英語を入試科目に入れる学校はありましたが、この傾向が一般入試にも広がっています。
今年、千葉県の上位校である市川中高一貫校が英語入試を取り入れました。理科と社会のかわりに英語を選択することができ、国算英の3科目の合計点で入試が行われました。
2020年度から小5、6年生は英語が正式教科になることもあり、これからも入試はますます増えると考えられます。幼児~小低学年の保護者のなかには、「御三家でも英語入試が行われるようになるのでは?」「英語あわせて5科目受験にならないだろうか?」と気にされる方もいます。
5~6年以内に英語必須はまずないと思いますが、市川のように、他科目のかわりに英語を選べる選択肢は出てくるかもしれません。中学入試を予定する小学生は、中学年~高学年で英語を中断する場合が多いですが、英語が得意になってきているお子さんは、中断などせずに英語を活かした入試を選択肢に考えておくのもよいと思います。