今日は中学生の英語の授業を理解して行くことで大切だなと感じるお話のつづきです。
先日は教科の仕組みの説明をしてあげると良いかなというお話をしましたが今日はその説明の具体的な中身に関してのお話です。
英語の教科の説明の具体的な例
①例えば高校受験の問題を例にして3年間を通してのボリュームを軽く説明してあげます
・こういうことが出来る様になる為に勉強するんだよ という具合に
②そのうち中学1年ではここまで、中学2年ではここまで、などを大まかに説明してあげます
・英語という教科が3年間を通して完成する教科であることを知って貰います
③次にその学年の英語の教科書の仕組みについて説明してあげます
・お子さんの学年の英語の教科書のお話に入ります
④次に教科書で大切なことは3つあるよと説明してあげます
・本文を読める様になること
・新しく出てくる文法を理解できる様になること
・新しく出てくる単語を覚えて行くこと
⑤次に教科書に出てくるLessonについて説明してあげます
・新しく出てくるLessonは文法を理解して貰う為につくられているんだよと説明してあげます
・決して新しい物語を理解して行くことだけが目的ではないんだよと理解して貰います
・新しく出てくる物語はあくまで新しく出てくる文法を知って貰うための物語なんだよという具合に
⑤次にそのLessonの仕組みを説明してあげます
・例えばLesson3で学ぶのは大きく3つだよ など
⑥ 次にそのうち今日の授業はこの部分をやりますと説明して授業に入ります
こんな風にただ毎回じゅんぐり英語の授業を行って行くという形よりも、まずは英語の教科というものの全体像を把握して貰うようにしておくと『今、何をしているのか?』ということが頭に入りやすくなり理解が進むことが多いのかもなと感じます。