【小・算数】読み取れない数字で×になる

生徒が塾の組分けがかかる大事なテストで、正解を出していたのに、乱雑な数字を書いたがために×をもらったことがあります。「6」と書いたつもりが、「0」に見えたようです。確かに、「縦の棒」がほんの少ししか出てなくて、ゼロと判断されてもしかたがない字体でした。

「0」と「6」、「1」と「7」をしっかり分けて書くことができないお子さんは多いです。そのほとんどが男の子です。男女の違いによる部分はあると思いますが、だからといって、このまま見過ごしていくわけにはいきません。

息子も字体が乱雑なほうでしたが、小学校のころは、徹底して0や6の書き方を指導しました。これでは×になるよ、読み取れないよ、と、読み取りにくい数字を見つけるたびに伝えていました。

まずは、普段の学習から丁寧に書かせることが大事です。塾に提出する宿題だから少し乱雑でもだいじょうぶ・・なんていうのはダメです。普段できないことがテストの時にできるわけがありません。お母さまが宿題の〇つけをされていらっしゃる場合は、読み取れない数字には、心を鬼にして×をつけて、直させましょう。大事な模試や入試のためにも、毎日の積み重ねが大切です。