【中学受験】家庭教師の体験レッスンの受け方~その1~

例年、8~9月になりますと、中学受験生からの家庭教師依頼が増えてきます。塾で全範囲を学習後は、個人の志望校に焦点を当てたオーダーメード型の学習をすることが大事なことに気づくご家庭も多くなってきます。

家庭教師を選ぶ時、必ず体験授業を受けることが大事だと書いたことがありますが、今回は体験授業の受け方について書きたいと思います。まず、第一に大事なことは、

 

体験授業を保護者に公開してもらうこと!

体験授業の様子を保護者も見学しましょう。特に小学生のお子さんに家庭教師を頼むときは、体験授業終了後、授業がわかりやすかったか?などをお子さんが的確に伝えることはむずかしいです。苦手分野の問題を、「こどもの理解に合わせてじょうずに指導しているか?」 保護者も同じ部屋で見学して、教師の力量を見極める必要があります。

個別指導教室の場合も同じです。狭いですから~、お子さんが集中できませんから~というような理由で見学を断るところは、何か見られるとまずいことがあるのでしょうか?私だったら、その教室はまっさきに候補から外したくなります。

 

私は、子供の中学受験の追い込みで、プロ家庭教師を短期で依頼したことがありますが、家庭教師のみならず、個別指導教室も候補に入れていました。その個別指導教室では、先生を指名し、体験授業を受けました。もちろん、私は隣で先生の指導の一部始終をチェックしました。家庭教師の指導力は、合格実績を並べた紙の上からだけでは見えてきません。もともと受かる力を持っているお子さんを指導することが多いだけだったなどというケースもありえます。高い買い物をするのですから、指導候補の先生の体験授業は親がしっかりチェックしましょう