春にまとめて苦手対策しようと思っていたのに、春期講習とその宿題に追いまくられて苦手対策できなかったという方、結構いらっしゃいます。塾のカリキュラムに則って、7割以上さくさくと消化できるお子さんであれば、春期講習通いをバロメーターに受験勉強を続けていけばいいと思います。
しかし、いつも書いていますように、塾のカリキュラムは「万人用」に作られています。問題をレベル別にチョイスするといっても、ひとりずつに適した問題をチョイスしてくれるわけではありません。
また、通塾していますと、「ここは、わが子には難しすぎるので、まだやらなくてもよい」と感じても、次回の小テスト範囲ですと、やはり復習演習をさせることになるでしょう。理解不十分のままに、とにかく、解法や解答を覚えてしまって!と、付け焼刃的な勉強になってしまうこともあるようです。
春期講習は思い切って2科目だけに絞って、残った時間を苦手科目の基盤づくりに使う方法もあります。4科目ともに、宿題に追いまくられ、複数科目のテキストが全て消化不良のままに春休みが終了してしまったら、4月以降が少し心配ですね。
いつも書いていることですが、お子さんひとりずつ、春休みにやるべきことは違います。オリジナルの計画を立てましょう!
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