志望校模試の復習はしっかりと!

 志望校模試の復習は、過去問演習と同じくらい丁寧に復習しましょう。過去問ノートを作成している場合は、余っているページにでも整理して復習すると良いです。

 

 さて、各塾の志望校模試は、科目によって「作問の上手・下手・くせ」があります。また、年によって「本番よりも難易度が高くなりすぎた」ということもあります。そのため、「A塾の模試の国語問題は質が高い。算数はBC塾がよくできている。」など、過去問と比べると塾ごとの模試の作問の良しあしがわかります。よって、志望校を冠する模試が何度もある場合はできるだけたくさん受けた方が良いでしょう。難易度が高すぎることもあるので、難問が解けなかったことだけに目がいかないようにしましょう。

 

 受験勉強は総合力です。算数ひとつとっても、苦手分野の難問ばかりを勉強するのは、この時期とるべき対策ではありません。標準レベルの問題をしっかり解き、得意分野については一つ上の難易度の問題を解ききる力をつけましょう。