「社会の過去問は3年くらいやれば十分。それ以上古いと、現在に合わない時事問題や地理問題があるので解かないほうが良い。」塾の先生がよく言われるようです。おそらく、「使えるところもあるので、使ってみてください。」と全員に言えば、「先生、どこが使える問題なのでしょうか?教えて下さい。」と、問合せが殺到するかもしれないからでしょう。
わが子の受験時にも、塾の先生は「社会は3年間やれば十分です」でした。しかし、「いや、それでは第一志望校の出題傾向に慣れるためには、年数が足りない」と思いました第一志望校の出題傾向に慣れるためには、年数が足りない」と思いました。10年前の入試問題でも、全体的な問題構成、作問形態が変わらない学校は多いです。なるべく、志望校の入試問題に慣れておく必要があると感じました。そこで、過去問10年分の社会から、利用可能な問題を抜粋し、また時事問題・地理問題によっては、現在に適応する問題に改変して、演習に使いました。ここまでしなくても、歴史問題はほぼ使えますので、大問ごとに取り組むのも良いでしょう。
わがやがここまで手をかけたのは、第一志望校だけです。どのご家庭でも、第一志望校には、思い入れが強いことと思います。第一志望校突破のためにできることは何か?を考えた場合、塾の先生の横並びアドバイスを鵜呑みにしないほうがよい場合があります。お子さまの第一志望校突破のためにできることはないか?ご家庭ごとに、工夫して学習アドバイスをしてあげたいものです。
家庭教師、個別指導塾などを利用されている方は、異なる科目の対策でも、先生にアドバイスしてもらえないか?聞いてみるといいと思います。ともかく、この時期は「複数人数を標準型で見てくれる塾」ではなく、「お子さま一人」に合った助言をしてくれる、「両親」「先生」「助言者」が必要です。年分の社会から、利用可能な問題を抜粋し、また時事問題・地理問題によっては、現在に適応する問題に改変して、演習に使いました。ここまでしなくても、歴史問題はほぼ使えますので、大問ごとに取り組むのも良いでしょう