模試・テストの復習を溜め込まない!

 あるお子さんの夏期短期指導をした時に、模試やテストの復習を怠って、半年分も溜め込んでいたケースがありました。このようなお子さんは時々いらっしゃいます。

 塾でのテストが終わってほっとしたと思うと、次週からの塾の宿題に追われ、模試やテストの結果が返却される頃は、目の前の宿題と格闘中!模試・テストの間違い直しや復習に手をつけたいけれど、まとまった時間がとれない。そのままテストをしまい込んでしまい、復習していないことも忘れて、そうこうするうちに次のテストが…このようなパターンでしょう。

 

 模試・テストの復習がとても大切なのは、どなたにもわかることだと思います。日頃の勉強の成果を反映させるのがテスト結果ですから、間違えたところ、苦手な分野の復習は避けて通れません。

 

 そこでご提案したいのは、模試・テストがあった当日に一通りざっと復習する方法です。

答案は返却されていませんが、解答解説は配布されている場合が多いでしょう。自分の解答すべては覚えてないと思いますが、覚えている問題だけでも復習すると良いでしょう。全科目の復習が重荷の場合は、得意科目や順調に解けた科目のみを復習するとよいでしょう。

 

 テストが終わったその日は、もう勉強のことなど忘れたい気持ちでいっぱいかもしれませんが、手綱を締めて「よくできた科目だけでも復習してみようか?」とお子さんに声をかけてみてください。