暁星小学校について
暁星の授業は、中学進学に備え、学習の充実を目的とした独自のカリキュラムに沿って進みます。基礎を着実に定着させるため、宿題が多いのが特徴です。
特に、算数や社会では、ほぼ授業ごとに宿題が出されるため、日頃から、計画的に学習を進めていく習慣を身につけましょう。
また、暁星では、定期テストや進学適性検査の対策のために、通塾するお子さんが少なくありません。
しかし、塾と学校では進度・内容がずれるため、無駄な負担を増やしてしまうケースもあります。
まずは、学校のカリキュラムに沿って、宿題・予習・復習を進める学習サイクルを確立することが大切です。
内部進学するためには、内部進学適性試験を受ける必要があります。
内部進学適性試験は、11月末に2日間にわたって行われ、受験科目は4教科、試験範囲は小3以降の全範囲です。
勉強する範囲が広いため、直前に慌てて全範囲を勉強しようとしても、時間が足りません。
分からない内容や重要ポイントに絞り込み、効率よく対策をしていきましょう。
対策と学習ポイント
大量の宿題をこなすために、計画的な学習習慣を身につけよう
暁星小学校は宿題がとても多く、とくに算数や社会では、ほぼ授業ごとに出されます。お子さん一人でやり切るには大変な量が出されるため、宿題で苦労されているご家庭は非常に多いです。
普段の宿題から計画的に進め、学習習慣を身につけるようにしましょう。
英語ではヒアリング対策が重要
暁星では、英語を小1から学びます。週に2時間、ネイティブ・スピーカーによる指導が行われます。
特に、ヒアリングは小さい時からの訓練が大切です。普段から英語に触れる機会を多く作り、苦手意識を持たないようにしてあげましょう。
過去のテストを活用する
高学年になると中学のような定期テストが行われます。定期テストは、算国理社の4科目で、全科目の合格点が80点と決められています。
6年生のテストは6月・9月・11月の3回実施されます。11月末のテストは、内部進学のための試験です。1日2教科でそれぞれ2日間実施されます。
定期テストは、基本的に記述形式で出題されます。難度が高いにも関らず、平均点が高く、90点になることもあります。その場合、70点以下だと赤点になってしまうため、しっかり対策していかなければなりません。
定期テストは、過去のテストと毎年それほど傾向は変わりません。過去のテストを先輩から譲り受けるなどして、傾向を掴み、対策していきましょう。
算数の定期テストは問題集と同じレベル
算数は暁星独自の問題集を使用して学習します。定期テストでは、その問題集のものと同じくらいのレベルの問題が出題されます。また、放課後に有志で先生からプリントをもらうことが出来ます。そのプリントの問題と似ているものも出題されます。
テストでは、答えだけでなく、考え方や途中式を必ず問われます。そのため、普段から問題を解く際は、わかりやすく解法を書くように意識しましょう。つまり、学校で使用されている問題集の問題を途中式も含めて繰り返し解くことが大切です。
内部進学は「適性試験」「小5の3学期からの成績」が影響
中学への内部進学は、完全なエスカレーター式ではありません。進学するためには、11月末に行われる進学適性試験を受ける必要があります。
3回目の定期テストが終了して、約10日後にあたりますので、対策は早めに進めておかないと間に合いません。
2学期は2・3回目の定期テストがあるため、夏休み中に対策しておくことをおすすめします。
この進学適性試験では、最悪の場合二桁の人数が落とされることもあります。そのため、低学年から内部進学のために通塾されるお子さんも多いです。
さらに、内部進学は「小5の3学期からの成績」も影響します。
学力・生活行動の総合的に判断されるので、進学適性検査の直前対策だけでなく、毎日の勉強はもちろんのこと、授業にもしっかり取り組んでいきましょう。