一例をあげれば、英語のテキストとしてZ会出版発行の「NEW TREASURE(ニュートレジャー)」が採用されています。
検定教科書と比較すれば、その圧倒的に上回る単語数は、「ニュートレジャー」で中3までに約3300語(検定教科書で1600語前後)・高校の範囲を含めて約6300語(検定教科書で4000語前後)と、検定教科書の1.5倍以上。自ずと高度な文法力も要求される内容となっています。
当然、予習復習の徹底は必須となり、消化不良を起こしている生徒たちが数多く存在するのも事実です。
数学も、私立中高一貫校用教材として数研出版の「体系数学」や「4STEP」等、または、オリジナルテキストが使用されることが多く、英語と同様の環境にあります。
これらのテキストの攻略方法は、難関大学の入試英語や入試数学の全体観から見たうえで、それぞれのテキストの特性を生徒に良く理解させ、尚且つ、生徒が今直面している問題点と今まで抱えてきた問題点との両方を認識させてから、学校の進度にあわせてバックアップすることがポイントとなります。